2016年12月31日土曜日

BABY RECORDS' 2016 FAVES TOP 10+5 - Films

 さてと、2016年お気にいり映画の年間チャートだよ。さきほどポストしたブログ記事『2016年に劇場で観た映画』に挙げた全作品から、新作映画のトップ10と旧作映画再上映/初上映のトップ5。
 じつは年末の時点で感想コメントをまるで書いていないため、ひとまずタイトルおよび予告編動画だけをざっとリスティング。後日においおい書き足していくので、それでも読んでみたいという物好きなかたは、ちょくちょくのぞいてみてください。どうぞよろしく。
 さっそく“新作映画”のほうからいってみよう。


☆第1位
エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に

 いったいなんだろうね、このゆったりふんわりと懐かしげな幸福感は……。でも舞台となる1980年9月といったら、ロナルド・レーガンが大統領に選ばれる目前でしょう。だからなおさら、ここに描かれる夏休みの終わり4日間のきらめきが貴重に思えちゃう。だって新学期のなれの果てであるいま現在と対比すると、突きつけられるものがあまりに大きい……。
 とはいえ、そこはリチャード・リンクレイター監督のこと。一見おおざっぱにあてがわれた登場人物たちが、まるでいき当たりばったりに戯れるかのような、ごくごく自然な描写の積みかさねで、きめ細やかさをはらむ爽快なグルーヴ感を生みだす。ナンパのためなら、ディスコにカントリー酒場、パンクのギグをノンシャランと横断する野球野郎どもに、よく冷えたビールで乾杯だ。序盤でいきなりディーヴォ頽廃的美学論』のジャケを登場させる、時代を反映したディテイルの数々もごきげんきわまりなし。



☆第2位
10 クローバーフィールド・レーン



☆第3位
白い帽子の女



☆第4位
教授のおかしな妄想殺人



☆第5位
BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント



☆第6位
パディントン



☆第7位
ズートピア



☆第8位
ゴーストバスターズ



☆第9位
スポットライト 世紀のスクープ



☆第10位
DOPE/ドープ!!




 つづいて“旧作再上映/初上映”のトップ5。例年どおり新作映画にくらべ鑑賞数は少ないながらも、単館の特集上映を中心にぐっとくる名画にいくつも出会えたよ。


☆第1位
ジャック・ロジエのヴァカンス 2016



☆第2位
シネマヴェーラ渋谷と愉快な仲間たち 小西康陽セレクション



☆第3位
角川映画祭



☆第4位
ベートーヴェン通りの死んだ鳩(ディレクターズカット版)



☆第5位
ロメールと女たち



 惜しくも5選からは漏れたものの、晩夏に下北沢トリウッドで上映されたデイヴィッド・ロバート・ミッチェル監督(『イット・フォローズ』)のみずみずしき長編デビュー作、『アメリカン・スリープオーバー』(2010年)のタイトルだけは追加で挙げておきたい。

アメリカン・スリープオーバー